第一工業大学・ユビキタス研究室 IoT実験セット
UbiSense Ver1
(ESP8266 + OLED + BMP280)
簡易のTinyWebDB APIを利用して、クラウドの構築、モバイルのクラウド接続、IoTデータの送受信など実験できる。
特徴
- IoT : Arduino ベース、センサー、WiFi通信、OLED表示装置内蔵
- Cloud : WordPress ベース、簡易クラウドサービスを構築
- Mobile : App Inventor ベース、簡易スマートフォンアプリ開発
- Protocol : TinyWebDB ベース、簡易通信プロトコル
機能
- IoT装置 : で温度、気圧計測、表示
- Cloud : データ蓄積、通信仲介
- Mobile :データ観測、IoT装置制御(LED On/Off)
クイックスタート
ハードウェア製作
ESP8266( WeMos D1 Mini)+ OLED + BMP280の間、I2C接続だけで完成するが、
下記の結線の問題点は、BMP280は5Vで動作しないの場合はあり、3.3Vへ繋げ変えると安定する。
TinyWebDBクラウドの構築
簡単なテキストベースのTinyWebDBサービスを構築
- LinuxサーバでApache virtual hostを作る
- .htaccessを許可 (set AllowOverride to All)
- 下記のGithub ファイルをvirture host ルートにclone.
IoTデータの送受信実験
- IoT-Cloud-Mobile実験セットを用意
- Arduinoを利用して、実験スケッチを書き込み
- WiFi接続の設定
- OLED画面から、装置のIP, 現在の温度、気圧を確認
- 温度、気圧のデータは、TinyWebDB クラウドに記録することを確認
モバイルからTinyWebDB APIに接続
- App Inventor でTinyWebDBを利用するアプリを作成
- TinyWebDBのURLは、http://tinydb.work/apiと設定
- アプリは、TinyWebDBクラウドの温度、気圧のデータ読み込みを確認
- On/Offボタン操作で、TinyWebDBクラウドに書き込みを確認
- On/Offボタン操作で、IoT-Cloud-Mobile実験セットのLEDの点灯、消灯を確認
IoT-Cloud-Mobile実験セットを利用して、その他にもIFTTT, Thingspeakとの連携も可能である