Arduinoは、AVRマイコン、入出力ポートを備えた基板、C++風のArduino言語とそれの統合開発環境から構成されるシステム。Arduino LLC および Arduino SRL が設計・製造を行い、登録商標を持っている。
Arduino IDE
Arduinoの統合開発環境はクロスプラットフォームのJavaアプリケーションであり、エディター、コンパイラー、基板へのファームウェア転送機能などを含む。その内部ではC言語のコンパイラーgccやアップロードプログラムavrdudeが使用されている。
開発環境は Processing ベースで、ソフトウェア開発に不慣れなアーティストでも容易にプログラミングできるよう設計されている。プログラミング言語は Wiring から派生したもので、C言語風の構文で制限の多い基板向けに最適化されている。Arduinoではプログラムをスケッチと呼ぶ。
図:Arduinoの統合開発環境
Setup Arduino IDE
Arduino IDEがまたインストールしてないの場合、つかうPCにより、下記の何れを参考にArduino IDEのインストールする。
- Setup Arduino IDE for Raspberry Pi
- Setup Arduino IDE for Ubuntu
- Setup Arduino IDE for Macbook
- Setup Arduino IDE for Windows
USB-UARTドライバのインストール
Silicon Labsの以下のURLからドライバをダウンロード
USB – UART ブリッジ VCP ドライバ|Silicon Labs
ドライバをインストールしたら、シリアルポート(Port): /dev/cu.SLAB_USBtoUART が現れる。
Board ManagerにESP32追加
つい最近(20180728), ESP32 用 Arduino 開発環境 Arduino core for ESP32 WiFi chip の初の安定版 1.0.0 がリリース。インストールする際に, コマンドラインで色々する必要はなく Arduino IDE のメニューからインストールできるようになる。
Arduino-IDEを使ってWeMosにスケッチを書き込むには、こ ち らを参考にESP32用のAddOnを追加する必要がある。
- [Arduino]-[環境設定]に、[ボードマネージャーURL]を追加
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json - ボードマネージャーに、ESP32を検索して追加