ESP32-CAMとは
中国のAi-Thinker社が開発した、ESP32とカメラモジュールを搭載したボードです。特徴は次の通り。
- 外付けアンテナに対応したESP32-WROOM32互換チップを搭載。
- 4MBのPSRAMを搭載。
- OV2640(1600×1200)又はOV7670(640×480)のカメラモジュール搭載。
- MicroSDカードスロット搭載。(SD_MMC仕様)
- USBコネクタや、USB-シリアル変換チップが搭載されていません。別途、USB-シリアル変換ボード又は、ESP32-DevKitのようなボードと、接続ケーブルが必要です。
- 8ピン×2列 の端子を持ち、電源、フラッシュ書き換え用のシリアル、8個のGPIOが割り振られています。
ESP32と同じく、Arduino IDEで開発可能です。その場合、 ツール-ボード で、「AI Thinker ESP32-CAM」を選んで下さい。
このようにUSB電源から給電のアダプタを作った。
さらに自動運転プロトタイプ車の上に乗せた。
電源
ESP32は非常に低いスタンバイ電流で動作できますが、無線の動作時に大量の電流を消費するため、WiFiとBluetoothの両方のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
電源の問題があるかどうかを判断する1つの方法は、ESP32-CAMの起動時にシリアルモニターを観察することです。「ブラウンアウト状態」が検出されたというメッセージが表示された場合は、ESP32-CAMが供給できる電流よりも多くの電流を引き込もうとしている可能性があります。
参考
ESP32-CAM Video Streaming and Face Recognition with Arduino IDE