WeMos (c2) WiFiManager

WeMos のWiFiが、前回のようにSSIDとPASSWORDをコードに書き込む方法の他に、オンライン変更できるような方法もある。

WiFiManager というライブラリを使うと簡単にできる

https://github.com/tzapu/WiFiManager

このソースを参考に試してみる。

まず、ライブラリマネージャーから、WiFiManagerを検索して、インストールする。

ライブラリを使える状態にすると,下記のサンプルで、接続するだけで上のユースケースが満たされて大変便利だ…。標準でWebUIもついてる。

#include <ESP8266WiFi.h>          //https://github.com/esp8266/Arduino

//needed for library
#include <DNSServer.h>
#include <ESP8266WebServer.h>
#include "WiFiManager.h"          //https://github.com/tzapu/WiFiManager

void configModeCallback (WiFiManager *myWiFiManager) {
  Serial.println("Entered config mode");
  Serial.println(WiFi.softAPIP());
  //if you used auto generated SSID, print it
  Serial.println(myWiFiManager->getConfigPortalSSID());
}

void setup() {
  // put your setup code here, to run once:
  Serial.begin(115200);
  
  //WiFiManager
  //Local intialization. Once its business is done, there is no need to keep it around
  WiFiManager wifiManager;
  //reset settings - for testing
  //wifiManager.resetSettings();

  //set callback that gets called when connecting to previous WiFi fails, and enters Access Point mode
  wifiManager.setAPCallback(configModeCallback);

  //fetches ssid and pass and tries to connect
  //if it does not connect it starts an access point with the specified name
  //here  "AutoConnectAP"
  //and goes into a blocking loop awaiting configuration
  if(!wifiManager.autoConnect()) {
    Serial.println("failed to connect and hit timeout");
    //reset and try again, or maybe put it to deep sleep
    ESP.reset();
    delay(1000);
  } 

  //if you get here you have connected to the WiFi
  Serial.println("connected...yeey :)");
 
}

void loop() {
  // put your main code here, to run repeatedly:

}

 

WiFiManager 動作の流れ

  1. 保存されている認証情報があれば、その情報を使ってAPに接続する
  2. 保存されている情報がないか、あっても接続できなければ、Wi-Fiをスキャンして接続候補となるAPを探し、ESP8266自身がアクセスポイントモードになり、認証情報の入力を待つ
  3. ユーザーがESP8266のAPに接続すると、ESP8266自身が立ち上げたWebサーバーに接続され、表示されているAP候補の中から接続したいAPを選択し、そのパスワードを入力する。
  4. ESP8266は指定されたSSIDとパスワードでAPに接続する

ESP8266アクセスポイントモード

保存されている情報がないか、あっても接続できなければ、Wi-Fiをスキャンして接続候補となるAPを探し、ESP8266自身がアクセスポイントモードになり、認証情報の入力を待つ。

まずスマートフォンの「設定」の中の「Wi-Fi」を開く。自宅のWi-Fiルーターの他に”AutoConnectAP”というAPが見つかります。これがESP8266なので、これを選択。

image

接続したいAPを選択

ユーザーがESP8266のAPに接続すると、ESP8266自身が立ち上げたWebサーバーに接続される。

自動的にブラウザーが立ち上がる場合もありますし、そうでない場合はブラウザーを起動します。するとESP8266のWebサーバーに接続され、次の画面が表示されます。

image

ここで「Configure WiFi」をタップすると、近くにあるWi-Fi APのリストが表示されます。表示されているAP候補の中から接続したいAPを選択し、そのパスワードを入力。するとESP8266は指定されたSSIDとパスワードでAPに接続する。